ラプシドの作用機序

ラプシドは、ヒスタミン放出を引き起こす高親和性IgE受容体(FcεRI)シグナル経路の上流に作用し、ヒスタミンやその他の炎症性メディエーター放出を抑制する新規作用機序の慢性特発性蕁麻疹(CSU)治療薬です1)2)3)4)5)

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ラプシドの作用機序

CSUの病態には、FcεRI及びBTKの活性化が関与しています。BTKの活性化を介して、マスト細胞及び好塩基球の活性化・脱顆粒が亢進します。その結果、ヒスタミンをはじめとする炎症性メディエーターが放出されることで瘙痒、膨疹又は血管性浮腫等の症状が生じると考えられています6)7)8)9)10)
ラプシドは、BTKを標的とするBTK阻害薬であり、CSUを適応症とする薬剤の中で新規作用機序を示す経口薬です。BTKの481位システイン残基(Cys481)と共有結合を形成することでBTKに結合し、そのキナーゼ活性を阻害します。これにより、FcεRIの活性化機序(Ⅰ型又はⅡb型)にかかわらず、ヒスタミン等の炎症性メディエーターの放出を抑制します9)10)11)12)
 

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6) Mendes-Bastos P, et al.:Allergy. 2022;77(8):2355‒2366[20260061]
著者にノバルティスより講演料/コンサルタント料/研究助成等を受領している者が含まれる。
7))Min TK, et al.:Allergy Asthma Immunol Res. 2019;11(4):470 -481[20260112]
著者にノバルティスから助成金を受領している者を含む。
8)Puxeddu I, et al.:J Asthma Allergy. 2019;12:285 -295[20260113]
9)Neys SFH, et al.:Drugs. 2021;81(14):1605 -1626[20260114]
10)Maurer M, et al.:J Allergy Clin Immunol. 2022;150(6):1498 -1506.e2[20260053]
本研究はノバルティスから資金提供及び支援を受けた。著者にノバルティスより講演料/コンサルタント料/ 研究助成等を受領している者が含まれる。著者のうち3名はノバルティスの社員である。
11)Angst D, et al.:J Med Chem. 2020;63(10):5102 -5118[20260057]
著者はすべてノバルティスの社員である。
12)Gimeno R, et al.:Clin Transl Allergy. 2023;13(3):e12227[20260115]
本研究はノバルティスから資金提供及び支援を受けた。著者にノバルティスのアドバイザーを務めた者、ノバルティスより研究助成を受領している者が含まれる。著者のうち2名はノバルティスの社員である。

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