パンくず
ベオビュ 増殖糖尿病網膜症(PDR)
日本人を含む国際共同第Ⅲ相試験(CONDOR:D2301試験)23、24)
23)社内資料:国際共同第Ⅲ相試験(D2301試験)[20250006] 承認時評価資料
24)社内資料:国際共同第Ⅲ相試験(D2301試験)[20250145] 承認時評価資料
有効性
(1)最高矯正視力スコアのベースラインからの変化量
[主要評価項目:54週(検証的な解析結果)]
54週の最高矯正視力スコア※1のベースラインからの変化量(最小二乗平均値)はベオビュ6mg群0.2文字、PRP群-4.2文字でした。群間差(ベオビュ6mg群-PRP群)(95%信頼区間)は4.4(2.4、6.4)文字と95%信頼区間の下限が非劣性マージンの-4文字を上回ったことから、ベオビュ6mg群のPRP群に対する非劣性が検証されました(片側p<0.001、ANCOVA※2)。
また、95%信頼区間の下限が0文字を上回ったことから、ベオビュ6mg群のPRP群に対する優越性も検証されました(片側p<0.001、ANCOVA※2)。
※1 欠測値はLOCF法を用いて補完
※2 投与群、ベースラインの糖尿病網膜症重症度区分(非増殖糖尿病網膜症、中等度以下の増殖糖尿病網膜症、高リスク以上の増殖糖尿病網膜症、分類不能)、年齢区分(55歳未満、55歳以上)、及び地域(米国及びカナダ、東アジア、その他)を因子、ベースラインの最高矯正視力スコアを共変量とした
※3 片側
※1 欠測値はLOCF法を用いて補完
※2 投与群、ベースラインの糖尿病網膜症重症度区分(非増殖糖尿病網膜症、中等度以下の増殖糖尿病網膜症、高リスク以上の増殖糖尿病網膜症、分類不能)、年齢区分(55歳未満、55歳以上)、及び地域(米国及びカナダ、東アジア、その他)を因子、ベースラインの最高矯正視力スコアを共変量とした
※3 疾患活動性の評価
視力や網膜画像に基づき評価された。
(2)増殖糖尿病網膜症が認められない患者の割合
[主要な副次評価項目:54週(検証的な解析結果)、その他の副次評価項目:96週]
54週の増殖糖尿病網膜症が認められない患者の割合はベオビュ6mg群63.6%(187/294例)、PRP群22.4%(65/290例)、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※1)は39.4%(32.0、46.8)で片側p値が0.025を下回ったことから、ベオビュ6mg群のPRP群に対する優越性が検証されました(片側p<0.001、CMH検定※2)。
また、96週の増殖糖尿病網膜症が認められない患者の割合はベオビュ6mg群60.6%(188/310例)、PRP群28.4%(86/303例)、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※1)は31.9%(24.6、39.1)でした。
※1 二項分布の正規分布近似に基づき算出
※2 ベースラインの糖尿病網膜症重症度区分(非増殖糖尿病網膜症、中等度以下の増殖糖尿病網膜症、高リスク以上の増殖糖尿病網膜症、分類不能)、年齢区分(55歳未満、55歳以上)、及び地域(米国及びカナダ、東アジア、その他)を調整因子とした
※3 片側
(3)中心窩を含む糖尿病黄斑浮腫※1が認められた患者の割合
〔主要な副次評価項目:54週まで(検証的な解析結果)、その他の副次評価項目:96週〕
54週までに中心窩を含む糖尿病黄斑浮腫※1が認められた患者の割合はベオビュ6mg群31.1%(108/347例)、PRP群72.7%(248/341例)、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※2)は-41.1%(-48.0、-34.2)で片側p値が0.025を下回ったことから、ベオビュ6mg群のPRP群に対する優越性が検証されました(片側p<0.001、CMH検定※3)。
また、96週までに中心窩を含む糖尿病黄斑浮腫※1が認められた患者の割合はベオビュ6mg群36.3%(126/347例)、PRP群76.8%(262/341例)、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※2)は-40.2%(-47.0、-33.3)でした。
※1 光干渉断層撮影画像の中心サブフィールド厚≧280μmと定義
※2 二項分布の正規分布近似に基づき算出
※3 ベースラインの糖尿病網膜症重症度区分(非増殖糖尿病網膜症、中等度以下の増殖糖尿病網膜症、高リスク以上の増殖糖尿病網膜症、分類不能)、年齢区分(55歳未満、55歳以上)、及び地域(米国及びカナダ、東アジア、その他)を調整因子とした
※4 片側
(4)ETDRS糖尿病網膜症重症度
1)ETDRS糖尿病網膜症重症度がベースラインから改善した患者の割合〔その他の副次評価項目:54週及び96週、54週2段階以上改善(検証的な解析結果)〕
54週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから2段階以上改善した患者の割合は、ベオビュ6mg群45.4%(128/282例)、PRP群20.4%(57/279例)、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※1)は26.4%(19.5、33.3)で片側p値が0.025を下回ったことから、ベオビュ6mg群のPRP群に対する優越性が検証されました(片側p<0.001、CMH検定※2)。
また、96週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから2段階以上改善した患者の割合は、ベオビュ6mg群41.7%(123/295例)、PRP群22.5%(65/289例)で、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※1)は21.0%(14.3、27.8)でした。
54週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから3段階以上改善した患者の割合は、ベオビュ6mg群20.6%(58/282例)、PRP群10.8%(30/279例)で、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※1)は10.2%(5.2、15.2)でした。
また、96週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから3段階以上改善した患者の割合は、ベオビュ6mg群16.6%(49/295例)、PRP群11.4%(33/289例)で、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※1)は5.6%(1.2、10.0)でした。
※1 二項分布の正規分布近似に基づき算出
※2 ベースラインの糖尿病網膜症重症度区分(非増殖糖尿病網膜症、中等度以下の増殖糖尿病網膜症、高リスク以上の増殖糖尿病網膜症、分類不能)、年齢区分(55歳未満、55歳以上)、及び地域(米国及びカナダ、東アジア、その他)を調整因子とした
※3 片側
2)ETDRS糖尿病網膜症重症度がベースラインから悪化した患者の割合(その他の副次評価項目:54週及び96週)
54週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから2段階以上悪化した患者の割合は、ベオビュ6mg群2.7%(6/225例)、PRP群14.1%(31/220例)でした。
また、96週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから2段階以上悪化した患者の割合は、ベオビュ6mg群7.6%(18/236例)、PRP群13.4%(27/201例)でした。
54週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから3段階以上悪化した患者の割合は、ベオビュ6mg群1.8%(4/225例)、PRP群7.3%(16/220例)でした。
また、96週の糖尿病網膜症重症度がベースラインから3段階以上悪化した患者の割合は、ベオビュ6mg群4.7%(11/236例)、PRP群8.0%(16/201例)でした。
(5)投与継続状況
追加投与を要さず12週間隔投与を維持した患者の割合(探索的評価項目:54週)
ベオビュ6mg群で追加投与を要さず12週間隔投与を維持した患者の割合は、54週で75.1%(238/317例)でした。
(6)【参考情報】疾患活動性
【参考情報】最終投与間隔18週及び24週の患者で疾患活動性※が認められない患者の割合(探索的評価項目)
ベオビュ6mg群で最終投与間隔が18週の患者は28.9%(92/318例)で、疾患活動性※が認められない患者は、92例中70例でした。
また、最終投与間隔が24週の患者は34.9%(111/318例)で、疾患活動性※が認められない患者は、111例中80例でした。
※疾患活動性の評価
視力や網膜画像に基づき評価された。
(7)【参考情報】周辺視野
【参考情報】周辺視野のベースラインからの変化量(探索的評価項目:96週まで)
96週の周辺視野に進行が認められなかった患者※の割合は、ベオビュ6mg群70.8%(68/96例)、PRP群52.1%(37/71例)でした。
※視野検査による周辺視野の評価でパラメータ(平均偏差、パターン標準偏差、visual field index)に悪化が認められなかった患者
(8)【参考情報】糖尿病網膜症に伴う合併症
【参考情報】糖尿病網膜症に伴う視力を脅かす合併症※1を発症した患者の割合(その他の副次評価項目:54週及び96週まで)
54週までに糖尿病網膜症に伴う視力を脅かす合併症※1を発症した患者の割合はベオビュ6mg群33.7%(117/347例)、PRP群75.4%(258/342例)で、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※2)は−41.2%(-48.0、-34.3)でした。
また、96週までに糖尿病網膜症に伴う視力を脅かす合併症※1を発症した患者の割合はベオビュ6mg群41.5%(144/347例)、PRP群78.9%(270/342例)で、群間差(ベオビュ6mg群−PRP群)(95%信頼区間※2)は−36.9%(−43.7、−30.0)でした。
※1 中心窩に及ぶ糖尿病黄斑浮腫、網膜剥離、硝子体出血、血管新生緑内障、虹彩または前房隅角の血管新生、及び糖尿病網膜症合併症に対する硝子体切除術
※2 二項分布の正規分布近似に基づき算出
※3 光干渉断層撮影画像のCSFT≧280μmと定義
(9)【参考情報】患者の治療選好性
1)【参考情報】一貫して硝子体内投与を好んだ患者の割合(探索的評価項目)
両眼に疾患を有し、硝子体内投与及びPRPを各眼に受けた患者に対する患者選好質問票(PPQ:Patient Preference Questionnaire)を用いた治療満足度評価で、一貫して硝子体内投与を好んだ患者の割合はベオビュ6mg群48.4%(44/91例)、PRP群39.3%(33/84例)でした。
2)【参考情報】一貫してPRPを好んだ患者の割合(探索的評価項目)
両眼に疾患を有し、硝子体内投与及びPRPを各眼に受けた患者に対する患者選好質問票(PPQ:Patient Preference Questionnaire)を用いた治療満足度評価で、一貫してPRPを好んだ患者の割合はベオビュ6mg群3.3%(3/91例)、PRP群15.5%(13/84例)でした。
(10)【参考情報】視覚関連QOL
【参考情報】視覚関連QOL:NEI VFQ-28R※1、25)スコアのベースラインからの変化量(探索的評価項目:54週及び96週)
54週のVFQ-28R※1スコアのベースラインからの変化量(最小二乗平均値)はベオビュ6mg群3.4、PRP群0.8で、群間差(ベオビュ6mg群-PRP群)(95%信頼区間※2)は2.6(0.4、4.9)でした。
また、96週のVFQ-28R※1スコアのベースラインからの変化量(最小二乗平均値)はベオビュ6mg群4.2、PRP群2.3で、群間差(ベオビュ6mg群-PRP群)(95%信頼区間※2)は1.9(-0.7、4.4)でした。
※1 NEI VFQ-25の改訂版で、活動制限(19項目)と社会情緒的機能(9項目)により構成される
※2 二項分布の正規分布近似に基づき算出
※3 投与群を因子、対応する評価項目のベースライン値を共変量とした
日本において承認されたベオビュの用法及び用量(抜粋) 日本において承認されたベオビュの用法及び用量に関連する注意(抜粋) 〈増殖糖尿病網膜症〉 |
※投与群を因子、対応する評価項目のベースライン値を共変量とした