ゾルゲンスマ髄注の製品特性概要

以下はゾルゲンスマ髄注の製品特性の概要です。
詳細及び最新の情報につきましては、こちらをご参照ください。

 

B12301試験(STEER)
未治療の2~18歳未満のSMA 患者を対象とした海外第Ⅲ相ランダム化シャム対照二重盲検試験(B12301試験:STEER、試験完了日:2025年4月29日)の評価期1において、ゾルゲンスマ髄注の投与を受けた75例中27例(36.0%)に副作用が認められた。主な副作用(5%以上)は、頭痛6例(8. 0%)、嘔吐5例(6.7%)、悪心4例(6. 3%)であった。評価期2までにおいては、121例中36例(29.8%)に副作用が認められた。主な副作用(5%以上)は、嘔吐10 例(8.3%)、頭痛7例(5.8%)、発熱6例(5.0%)であった。

(承認時までの集計)

B12302試験(STRENGTH)
ヌシネルセン又はリスジプラムによる治療を中止した2~18歳未満のSMA患者を対象とした国際共同第Ⅲ相非盲検単群試験(B12302試験:STRENGTH)において、27例(日本人4例を含む)中13例(48.1%)に副作用が認められた。主な副作用(2例以上)は、嘔吐6例(22.2%)、頭痛4例(14.8%)、発熱3例(11.1%)、悪心2例(7.4%)であった。

(承認時までの集計)

CL-102試験(STRONG)
未治療の6~60ヵ月齢未満のSMA 患者を対象とした海外第Ⅰ相試験非盲検自然歴対照用量漸増試験(CL-102試験:STRONG)において、32例中12例(37.5%)に副作用が認められた。主な副作用(2例以上)は、高血圧3例(9.4%)、リンパ節症、嘔吐、発熱、AST増加各2例(6.3%)であった。

(承認時までの集計)

 

※ HFMSE:Hammersmith Functional Motor Scale-Expanded
注)Ⅱ型SMA 患者におけるHFMSEのMCID(minimal/minimum clinically important difference:臨床的に重要な最小の差)は、改善が1.46点以上、悪化は-3.21点以下とされている1)

安全性の詳細は、電子添文の「副作用・不具合」及び臨床成績の「安全性の結果」をご参照ください。

4.効能、効果又は性能
脊髄性筋萎縮症 ただし、抗AAV9抗体が陰性の患者に限る

5.効能、効果又は性能に関連する注意(一部抜粋)
5.2 2歳以上の患者に投与すること。
5.3 18歳以上の患者については、臨床所見の発現の有無、他のSMA治療薬による治療歴の有無等を踏まえ、他の治療選択肢について十分検討し、本品投与のリスクとベネフィットを考慮した上で投与の必要性を判断すること。

6.用法及び用量又は使用方法
通常、1.2×1014ベクターゲノム(vg)を約1~2分かけて髄腔内に単回投与する。オナセムノゲン アベパルボベクの投与歴(投与経路は問わない)がある患者には本品を投与しないこと。

 

文献

1)Coratti G. et al.: Eur J Neurol. 2024; 31(8): e16309