パンくず
ゾルゲンスマ髄注の製品特性概要
以下はゾルゲンスマ髄注の製品特性の概要です。
詳細及び最新の情報につきましては、こちらをご参照ください。
- ゾルゲンスマは、脊髄性筋萎縮症(SMA)の根本原因であるSMN1遺伝子の機能欠損を補う、遺伝子治療用ベクター製品である
- ゾルゲンスマ髄注は、2歳以上のSMA患者(成人を含む)に対し単回の髄腔内投与を行う
用量(vg)は対象年齢にかかわらず固定で、ゾルゲンスマ点滴静注に比べて少ない
(※詳細は添付文書をご参照ください。)
- ゾルゲンスマ髄注は、未治療のSMA患者の運動機能(HFMSE※スコア)を改善した
(※詳細は未治療の2~18歳未満のSMA患者を対象とした海外第Ⅲ相試験〔B12301試験:STEER〕(海外データ)をご参照ください。)
- SMA治療歴のある患者においてHFMSEスコアの52週後のベースラインからの変化量の最小二乗平均は1.05であった注)
(※詳細はヌシネルセン又はリスジプラムによる治療を中止した2~18歳未満のSMA患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験〔B12302試験:STRENGTH〕(日本人を含む)をご参照ください。)
- 重大な副作用として、肝機能障害(7.1%)、血小板減少症(0.8%)、末梢性感覚ニューロパチー(1.6%)があらわれることがある。主な副作用(1~10%未満)として、頭痛、浮動性めまい、感覚鈍麻、錯感覚、嘔吐、発熱などがあらわれることがある
B12301試験(STEER)
未治療の2~18歳未満のSMA 患者を対象とした海外第Ⅲ相ランダム化シャム対照二重盲検試験(B12301試験:STEER、試験完了日:2025年4月29日)の評価期1において、ゾルゲンスマ髄注の投与を受けた75例中27例(36.0%)に副作用が認められた。主な副作用(5%以上)は、頭痛6例(8. 0%)、嘔吐5例(6.7%)、悪心4例(6. 3%)であった。評価期2までにおいては、121例中36例(29.8%)に副作用が認められた。主な副作用(5%以上)は、嘔吐10 例(8.3%)、頭痛7例(5.8%)、発熱6例(5.0%)であった。
(承認時までの集計)
B12302試験(STRENGTH)
ヌシネルセン又はリスジプラムによる治療を中止した2~18歳未満のSMA患者を対象とした国際共同第Ⅲ相非盲検単群試験(B12302試験:STRENGTH)において、27例(日本人4例を含む)中13例(48.1%)に副作用が認められた。主な副作用(2例以上)は、嘔吐6例(22.2%)、頭痛4例(14.8%)、発熱3例(11.1%)、悪心2例(7.4%)であった。
(承認時までの集計)
CL-102試験(STRONG)
未治療の6~60ヵ月齢未満のSMA 患者を対象とした海外第Ⅰ相試験非盲検自然歴対照用量漸増試験(CL-102試験:STRONG)において、32例中12例(37.5%)に副作用が認められた。主な副作用(2例以上)は、高血圧3例(9.4%)、リンパ節症、嘔吐、発熱、AST増加各2例(6.3%)であった。
(承認時までの集計)
※ HFMSE:Hammersmith Functional Motor Scale-Expanded
注)Ⅱ型SMA 患者におけるHFMSEのMCID(minimal/minimum clinically important difference:臨床的に重要な最小の差)は、改善が1.46点以上、悪化は-3.21点以下とされている1)
安全性の詳細は、電子添文の「副作用・不具合」及び臨床成績の「安全性の結果」をご参照ください。
4.効能、効果又は性能 5.効能、効果又は性能に関連する注意(一部抜粋) 6.用法及び用量又は使用方法 |
文献
1)Coratti G. et al.: Eur J Neurol. 2024; 31(8): e16309